9月17日のブラタモリは高尾山特集。
さすがブラタモリ。
ただの山特集番組じゃ終わらない。
高尾山年間登山者300万人の要因は
「京王高尾線によるアクセスと解き、
その根源は京王御陵線にあり」とした。
京王御陵線は昭和6年に多摩御陵（大正天皇陵）
への参拝客輸送手段として開業。
戦局の悪化に伴い昭和20年に不要不急路線
として廃止された。戦後その路盤の一部が
京王高尾線に活用されている。
ブラタモリで放送されたのは、
八王子市長房町に残る当時の橋脚跡。
これ家の近くなんだよね。
御陵線の跡は、家の近所でもあり、
幼少の頃に母親や祖母にお守りで
連れられていかれた場所だった。
昭和45年前後だと思うが、
うっすらと記憶がある。
甲州街道とオーバークロスする武蔵横山駅跡。
私の記憶では、橋脚はすでになかったが、
鉄道の信号機があり、駅の面影が残っていた。
中央線とのオーバークロス地点。
橋桁は無かったが、両脇の土手が残り
土手に登って遊んだ記憶がある。
川の中にも橋桁が残っていた。
この風景は決して忘れない記憶だ。
ブラタモリで放送したのはこの橋桁に
繋がる浅川北側の部分
昭和20年廃線なのでもちろん記憶はないが、
なぜか身近な記憶として感じる・・・
不思議な感覚だ。
結構立派な路線だったんだね。
当時の八王子の路線沿線は一面の田畑
だったんだろうに高架線だものね・・・
