Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK

映画「エイト・デイズ・ア・ウィーク」を観た。

ビートルズ結成から、メジャーデビュー、
1966年8月のツアー活動停止までを
描いたロンハワード監督の
ドキュメンタリー作品。



さすがに蔵出しのビートルズ映像が
あるわけはなく、すべて知り尽くした内容で
新鮮味はなかったが、ラスト30分の
ニューヨーク、シェイ・スタジアムライブ(1965年)の
映像は実に迫力があった。


特に後半、「Baby's In Black」以降の
ビートルズのグルーブ感、とくに
ジョンとポールがハモルシーンはシビれる。
やはりビートルズはライブバンドだ!
大音量で聴けるのも映画館ならでは。





1965年の全米ツアーが終了した時、
ジョージ・ハリスンは言った。
「また来年もこんなツアーをやるつもりなのか!」


警備上・観客収容の問題でコンサート会場は
野球場などに巨大化し、もはや絶叫と悲鳴の
中にときどきビートルズの音楽が聞こえる程度で
音楽を聴く状態ではなかった。
さらに過密日程と警備上での監禁状態は、
もはやツアーがストレスでしかなかった。


1966年8月29日ビートルズは、サンフランシスコ
キャンドルスティックパーク(野球場)での
ライブを最後にコンサート活動を中止した。


しばらく休養の後、メンバーはスタジオに集まった。
その後ビートルズはレコーディングバンドとして
活動を続ける。


メンバーは言った
ビートルズからの解放だ。新たな出発だ。」
「バンド名も新しくしよう」

1967年に発売されたアルバムのタイトルは

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド


そう歴史的な名盤である。



シェイ・スタジアムの余韻に浸りながら
愛器「エピフォン・カジノ」を引っ張り出し
昔、バンドでのコピーした。
「エイト・デイズ・ア・ウイーク」を弾いてみた。