大河ドラマ「真田丸」も佳境に入り
三谷幸喜の著作”ありふれた生活”でも
「真田丸」が始まり、読み応えが出てきた。
- 作者:三谷幸喜
- 発売日: 2016/09/20
- メディア: 単行本
中に「ミュージカル映画の魅力」というエッセイがあった。
「ミュージカル映画には、何度も何度も観返したくなる作品と
ワクワクしない作品がある。いったい何がちがうのだろう?」
三谷幸喜が出した結論は、
「いいミュージカル映画」の条件はただ一つ。
そのナンバーをそのまま舞台上で上演して成立するかどうか。
例として
「雨に唄えば」「サウンドオブミュージック」「七人の愚連隊」
「シカゴ」「NINE」をあげる。邦画にはない。と言いつつ、
しいてあげれば「植木等(クレイジーキャッツ)の映画」
納得。まさにその通り! 私も同感です。
そのシーンが観たくて映画館に行くんです。
逆に言うと、そのシーンだけあれば十分。
ジーン・ケリーが雨に中で歌って踊る
「雨に唄えば」の名シーンがまさにそれ。
※ただし映画「雨に唄えば」は このシーンだけではなく、
全編にミュージカルの名場面が散りばめられている名作。
オープニングからして既に名場面です。
(「雨に唄えば」オープニング)
さすが三谷幸喜、いいこと言うね。ちょっとリスペクトしています。
(舞台になると・・・)
(植木さんはじめクレージーキャッツも 頑張ってはいるんだが・・・)