よってたかって秋らくご’１６

有楽町よみうりホールに

夢空間噺「よってたかって秋らくご’16」

の昼席に行った。観客のテンションが高く

久々に大爆笑の落語会だった。

昼席は、春風亭百栄（ももえ）、三遊亭白鳥、

桃月庵白酒、三遊亭兼好さんの4名。

まずは初体験の百栄（ももえ）さん・・・

ぼそぼそと繰り出す新作落語は

アブノーマルという言葉がぴったり。

これは強烈！　一発でクセになった。

続いて白鳥さん。

いつものブッ飛んだ新作落語が絶好調。

今日はお客さんの反応も最高で

ドッカンドッカン大爆笑！

ここで仲入り。

前半は異様な盛り上がりの中で終了。

春風亭百栄の落語 人間国宝への道・第一章

後半の二人は古典落語の名手。

新作落語に熱した会場の空気を

どう料理するのか？　見ものだった。

まずは桃月庵白酒さん。

出てきて早々、前半の二人を”糞”と

罵り切り捨てた・・・これが大爆笑。

そして前半の二人をイジリつつ、

益々観客のテンションを更に燃え上がらせた。

その流れで”粗忽長屋”を大爆笑のもとに終了。

これは流石だった。白酒さんお見事！

最後の兼好さんは、この日唯一の”落語”らしい

”落語”だったが、残念ながら前三人の

インパクトが強すぎて印象が薄まったしまった。

桃月庵白酒4

いやー落語って本当に面白い・・・

と実感した一日だった。