Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

真田丸「最終回」

早く見たいような

まだ見たくないような・・・


こんな不思議な感覚で

ドラマの最終回を迎えるのは

一体いつ以来だろう?




不思議な最終回だった。

一瞬「新選組!」(2004年大河ドラマ)の

最終回を彷彿した。


う〜ん、思い込みが強すぎたせいか

なんとも不思議な感覚・・・

いろいろ盛り込み過ぎて

少々キレに欠けた感も否めないか・・・





やはり大泉洋さん演じる真田信之

ドラマのキーマンだったのは間違いない。


真田信之は信州松代藩10万石の初代藩主として

93歳まで生きていた。大坂夏の陣の後、

実に43年も生きていたのだ。

度々、隠居願いを出すもその度に老中達から

「四代将軍家綱が幼少なので隠居せずに

幕府を支えて欲しい」と慰留され、

隠居を許されたのが91歳だった。


信之が亡くなった時は、家臣から領民までもが

大いに嘆き悲しんだとされる名君であった。





最後のナレーションにあったように

幕末の戊辰戦争で真田家松代藩は早くから

藩論が倒幕で一致し、藩主自ら藩兵を率い

新政府軍の先鋒として北陸戦争、会津戦争

旧幕府軍と戦い、重要な戦功をあげ

賞典録3万石を加増された。



日本一の武士(もののふ真田信繁

生きた証(あかし)と歴史上を脈々流れる

真田の運命・性・DNAを描いたのが

「三谷大河」の真骨頂だったのか?


やはり整理には少し時間が必要だ。



あの身震いするようなイントロの

テーマソングを聞けなくなるのが

大変に寂しい。


NHK「あさいち」での

三浦文彰さん、辻井伸行さんの

生演奏には誠に痺れた・・・。