Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

「落語と演劇」のあいだに

昨日のFacebookで12月7日発売の

雑誌「悲劇喜劇」2017年1月号

の特集が「落語と演劇」なのを知った。


今日、病院帰りに立川と八王子の

大型書店を全て探し回ったが、

残念ながら全店在庫切れだった。


しまった。私とした事が迂闊だった・・・


悲劇喜劇 2017年 01 月号

悲劇喜劇 2017年 01 月号


本書の内容はとにかく凄い。

(目次参照) 一部抜粋すると


・『志の輔らくご』 大竹正紘

・落語と一人芝居とシェイクスピアと 河合祥一郎

・落語好きが高じて 風間杜夫

・未来のための落語論、演劇論 サンキュータツオ×九龍ジョー

新作落語を舞台化する 〜噺家から俳優へのリレー〜 G2

・私が演じる理由 立川志らく

・落語と演劇、二人の正蔵 林家正蔵 などなど


これだけではない。

「私の身体の一部はつかこうへいで出来ている!」

と豪語する柳家喬太郎さんのロングインタビューと

新作落語五選まで収録している。

『同棲したい』『ハンバーグができるまで』『抜けガヴァドン
『諜報員メアリー』『ハワイの雪』


いや〜 この充実度には参った。



私は芝居好きから落語に入った口なので

「落語と演劇」には大いに共通点を感じる。

特に志の輔さん、SWA(昇太、喬太郎、白鳥、彦いち)

志らくさんの新作落語には、80年代に観た小劇場演劇の

「息吹き」を感じ、テンションが上がる。

同時に共通点をうまく整理して伝えられない

「もどかしさ」が内包され続けてきた。


悲劇喜劇の編集者の方もそんな想いなのだろうか?

是非とも本書で「もどかしさ」を解消したい。



アマゾンマーケットプレイス以外は

ネット書店も注文できないか・・・

入手方法はハヤカワオンラインしかないかな。