Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

やまと・朝也・つる子三人会

新宿文化センター(小ホール)に

桂やまと、春風亭朝也(二ツ目)、

林家つる子二ツ目)の三人会を聴く。


主催は 中央大学落語研究会

三人ともに中大落研の出身で

会社のボスが中大落研出身という縁。



会場が非常に観やすかった。

演者も三者三様、非常に熱の入った

いい落語会だった。

やはり落研のOB、先輩を前にして

気合が入っていたのだろうか・・・



開口一番 「厄祓い」春風亭朝也

「ねずみ(初演)」 林家つる子

仲入り

花筏(初演)」 春風亭朝也

「百年目」 桂やまと



春風亭朝也は、軽妙かつ聴かせる落語で

爆笑を誘う。花筏のまくらには、

大相撲初場所の話、歌武蔵師匠の

コメントに大爆笑。

3月には真打ちに昇進するそうだ。




林家つる子は、アイドルオーディション

「ミスiD2016」で特別賞を受賞した

注目の美人落語家。

そちらの方面ばかり先行するが、

この日初演の「ねずみ」は、骨太の

落語でなかなかに堂々としたもの!

元々は浪曲の演目だった「ねずみ」を

しっかりと聴かせてくれた。

この先が楽しみだ。



そしてトリは桂やまと師匠で

ネタは「百年目」。

華と艶が滲み出てくる落語は、

上手い!というか、お見事でした。



この内容でこの値段・・・

非常にいい落語会でした。