語れるの高田文夫先生だけになった。
本書は高田先生が大衆芸能史を後世に
伝えるべく小説現代に連載していた
コラムを纏めたもの。
- 作者: 高田文夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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高田先生の芸能生活は大きく
3つの期に分かれる。
・1971-1980 放送作家丁稚奉公時代
・1981-1989 たけし伴走期。オールナイトニッポン
ひょうきん族、平成教育委員会、
・1989-現在 ラジオビバリー昼ズ、落語ブーム時代。
それぞれの時代の中身が濃すぎる!
私が1番食いついたのは第8章
「団塊たちの銀幕同窓会」
2001年3月。池袋「新文芸座」オープンを
記念し高田先生が仕掛けたイベントが
伝説のトークライブ「銀幕同窓会」。
毎週土曜日22:00から、三本の映画を
選んできたゲストとトークを行い、
オールナイトで三本の映画を上映した。
そのゲストと内容が凄すぎる。
この顔ぶれは高田先生でなければ
絶対に実現できない。
・イッセー尾形「僕の喜劇映画ベスト3」
・ビートたけし「これがおいらのワースト3」
・沢田研二「私のチャンバラ ベスト3」
・高平哲郎「爆笑!アチャラカ映画ベスト3」
「TOKYO芸能帖」には、五人が選んだ
映画タイトルが収録されており、
これだけでも永久保存版だ。
- 作者: 高田文夫
- 出版社/メーカー: 白夜書房
- 発売日: 2001/08
- メディア: 単行本
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ちなみにビートたけしが選んだ
映画の一つがこれだった。