Makotsu Garage

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笑顔 甲子園2017夏


夏の甲子園大会に感動し涙した。

球児たちの「笑顔」が本当に素晴らしい。


一昔前までは

「試合は真剣勝負だ。歯を喰いしばれ!

ヘラヘラするな!」と教えられたものだが、

近年は大きく変化したようだ。


その理由を伊集院光が語る。

「球児たちは、試合中常に笑顔を見せる・・
 いや、笑顔を見せるように心掛けている。
 歯を食いしばり難しい顔では緊張しすぎて
 100%のプレイができない。
 だから一生懸命に笑顔を出そうと頑張っている。
 そんな姿に感動してしまう。」


 
3回戦の神村学園と明豊の試合は

球史に残るすさまじい死闘だった。


9回ツーアウトから神村学園

3点差を同点とし延長戦に突入。

延長12回表に神村学園が3点取り

誰もが神村学園勝利を確信した・・・が

なんと12回裏に明豊が4点取り逆転勝ち。


しかも最後はツーアウト満塁、2-3フルカウント

から最後の一球がボール・・・

押し出しサヨナラという悲劇的な幕切れ。



9回から神村学園のマウンドを託されたのは

2年生の金城投手。

彼の笑顔が忘れられない。


見ていても胃が痛くなる緊迫した延長戦。

12回裏、ピンチが広がっていくなかでも

彼は最後の一球まで笑顔で頑張った。

それもとびきりの笑顔で



試合終了後、相手校の校歌を聞き終え

アルプススタンドの応援団に一礼した後

彼はガックリと泣き崩れた。

17歳の球児がそこまでよく頑張った!


泣き崩れる金城投手を小田監督(34)が

笑顔で支える・・・



小田監督は試合中笑顔を絶やさなかった。

特に6回以降は、選手を信頼し細かな指示を

出さずに「頑張れー!」「頑張れー!」

とだけ言い続けた。



笑顔に心から感動した

2017夏の甲子園だった。