「陸王」という名前を初めて聞いたのは
松本零士の戦場漫画「鉄の竜騎兵」。
ここに登場する「陸王」は、かって日本で
生産されていたオートバイのブランド。
ハーレー・ダビットソンを源流とする
大排気量バイクで、旧日本軍の軍用オートバイ、
側車(サイドカー)として採用されていた。
もしや和製ハーレー「陸王」の物語か?
と思ったが・・・
「足袋屋さん」のはなしだった。
話題のドラマは来週、大団円を迎える。
一方の「陸王」が主役の「鉄の竜騎兵」。
舞台は昭和19年レイテ島セラバンカ。
味方に撤退命令を伝えるため、敵軍の中を側車で
走り抜ける一等兵・古代と宇都宮。
途中アメリカ軍の偵察兵(バイク乗り)に見つかり
後を追われる。
元レーサーの古代は、若い宇都宮の命を守るために
最後のレースを挑む。
- 作者: 松本零士
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2016/12/24
- メディア: 単行本
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松本零士の戦場漫画シリーズは短編一話完結。
私が読んだのは小学校高学年の頃であろうか。
カッコよさと悲しさと切なさが、子供心に
入り混じった記憶がある。
そんな中「陸王」というキーワードが
頭の片隅に残っていた。