Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

腰椎すべり症の手術 2016年10月

順不同で書いてます。


2016年の10月に腰椎の手術を受ける。


その3年ぐらい前から腰と左足の違和感を感があり、

いくつかの病院や整形外科で診察を受けていた。

「腰椎すべり症だね。まだ年齢的に早いんだけど。

  どこかのタイミングで手術を受けた方がいい」

という診察結果に、最初のうちは「そんな!?」と思っていたが

どの病院も同じ診断結果であることに、血の気が引いてきた。


しばらくは痛み止めと湿布薬や鍼灸で様子を見ていたが、

左足膝下の突っ張りが顕著となり、長い距離を歩けない。

この症状を間欠性跛行(しばらく歩くと足に痛みやしびれを生じ、

少し休むとまた歩けるようになる)という。


間欠性跛行でまず通勤が辛くなった。極力、乗り換えや歩く距離が

少ないコースに通勤ルートを変更した。

また、歩くスピードが遅く、すぐにしかめっ面で立ち止まる為、

回りの人に気を使わせ申し訳ない気分だった。

渓流釣りでも長距離を歩けないし、遊びや落語も

だんだん足が遠のいていった。


このまま保存療法では改善は見込めない・・・

将来の不安と焦りが一気に頭をよぎる。


行きつけの整形外科で手術について聞くと

「そんなに簡単な手術ではないから、技術のある先生に執刀して

 もらう必要がある。日本脊柱脊髄病学会指導医なら安心できる。

 タイミングは若いうちに手術を受けて術後の生活を楽しむか、

 できる限り保存療法で引っ張り年齢とのタイミングで手術をするか。

 そのどちらかだ。」


私としては、まだまだやりたいことが沢山ある。

考え方としては前者しかない。手術を前向きに考えはじめた。

病院探しに伝手はなく途方に暮れた。ネットや雑誌で名医と

される病院は予約すら何カ月先になることやら・・


そんな時に整形外科の評判がいい近在の市立病院に行った。

ここは父親が同じ「腰椎すべり症」の手術を受けた病院で

その点では馴染みがあった。

診てもらった先生は、丁寧な診断かつ明快な説明で

何より非常に前向きな感じが好印象だった。

その後、検査入院をして手術の内容説明を受けた。


ここで一旦セカンドオピニオンを受ける。

会社のS先輩の紹介でJ大学病院の先生を

紹介してもらいセカンドオピニオンの意見を聞いた。


その上で、病院、会社と日程を調整し

2016年10月に手術を受けた。


約3週間の入院の後、11月に退院。

12月には時短勤務ながら復職。

2017年1月からは通常勤務。

半年間着用の硬質コルセットで生活は

不自由だったが、術後の経過は順調。


しかし、2017年3月に入ると腰に痛みが生じ

不安を掻き立てられた。おまけに、この時期は

仕事上や家庭のストレスも重なり不眠が続いた。

もう心身ともにギブアップとなり、

3月末より会社を休むことになった。

所属部署、関連部署の方には、大変迷惑を

かけることとなり申し訳ない気持ちだ。


この時期までは客観的事実を語れるが、

この後は、現在に至るまで続く闘病

(主な症状は腰痛と下肢の痺れ痛み)で

正直、冷静に筆が進めることができない。


一進一退、一喜一憂、症状悪化、ショッキング、

ドクターショッピング、頑張る、心が折れる

孤独、不安、恐怖・・・

ネガティブな言葉ばかり浮かぶ。


こうゆうことばかり書いていても

仕方ないのは分かっているつもりだが、

でも書かずにはいられないので

読み飛ばしてください。


思うように外出ができれば、友人に会いに行き

悩みや弱音を吐露・相談し、気晴らしにドライブ、

芝居、落語、映画でもと考えるが、現在の症状が

なかなかそうさせてくれない。


そんな中でも、メールで私の弱音、悩みを聞き、

受け止めてくれ、励まし、アドバイスをくれる

友人達に心の底から感謝しています。

よくぞ出会うことができ、友人でいてくれることを

神様に感謝します。