Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

“明治”という時代感

大河ドラマ西郷どん!」がいい!

明治編となった10月以降、西郷、大久保の対立を軸に

ストーリーが際立ち、骨太のドラマになった。

鈴木亮平瑛太の熱演も光る。


幕末明治モノには、近代国家樹立過程の

ロマンティズムやエネルギッシュな昂揚がある。

ドラマ「坂の上の雲」(司馬遼太郎)の

冒頭ナレーションがまさにそれを物語る。


小生にとって“明治“という時代感は、

司馬史観の影響が非常に強い。

(特に「坂の上の雲」「この国のかたち」)


それだけに、本書は少々カルチャーショックだった。

生きづらい明治社会――不安と競争の時代 (岩波ジュニア新書)


つづく



『坂の上の雲』と司馬史観

『坂の上の雲』と司馬史観