平成最後の一日。
夕食は、煮卵ラーメン醤油味。
これが「平成 最後の晩餐」。
ここ何日かのテレビは「平成特番」で埋め尽くされている。
「平成を振り返る」「両陛下への感謝」「退位、即位の行事」
「改元へのカウントダウン」「街中の風景」・・・
なんだか年末年始みたいだ。
内容的にいささか食傷気味でもある。
そんな中、今朝の「羽鳥慎一モーニングショー」は
唯一骨があった。青木理、菅野朋子、玉川徹が
「両陛下への感謝、お祝いがあるのは当然だが、
この時期だからこそ論ずるべき問題がスルーされ
について改めて問題を提起し、論じた。
全く同感である。
平成の時はもっと論じられていた。
あれから30年・・・踏襲という名の忖度で
問題を先送りさせてはいないか。
などと憂いていたら、20時からのNHKスペシャルが、
まさにこの点をピンポイントに突く番組。さすがはNHKだ!
皇位継承に伴う一世に一度の儀式「大嘗祭」。その内容は長くベールに包まれてきた。私たちは徹底取材を元に「大嘗祭」を再現。天皇と神々との関係に迫る。さらに、皇位継承を男系に限るという伝統についても取り上げる。これまでの議論を発掘資料やスクープ証言を交えて検証。新時代、主権者の私たちはこの問題にどう向き合えば良いか。そのヒントを探っていく。
その後、22時からのNHKスペシャルは
「平成 最後の晩餐(さん)~日本人と“食”の30年~」
斬新な切り口だ。やっぱりNHK!
受信料泥棒とは言わせない努力はしているようだ。
www2.nhk.or.jp
冒頭の「煮卵ラーメン」は、久々の