Makotsu Garage

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大嘗祭「斎田点定の儀」

この儀式がこれほど大々的に報道されるとは驚く。

大嘗祭斎田点定の儀」は、

亀の甲羅(亀甲)を火であぶり、ビビの入り具合から

神意を問い、大嘗祭で用いられる米の産地を決定する

という儀式(宮中祭祀)。

 

平成大嘗祭の時は、政教分離の論争からか

ほとんど報道されなかった記憶があるが、

今回は儀式の内容、亀甲職人までテレビに登場し、

かなり詳細に報道された。

何の議論もなく、前回踏襲とすることについて、

放送ステーション(テレ朝)、session-22(TBSラジオ)では、

この点に関しての発言があったが。大部分はスルーだった。

やはり議論のキッカケは必要だと思う。  

 

さすがに悠紀(ゆき)、主基(すき)という名称は

ニュースでもあまり聞かなかった。

 

 ※今回は悠紀(ゆき)が栃木県、主基(すき)が京都府に決定。

大嘗祭―天皇制と日本文化の源流 (中公新書)

大嘗祭―天皇制と日本文化の源流 (中公新書)

 

 


斎田点定の儀=大嘗祭の新穀、亀卜(きぼく)で栃木と京都に