恒例「志の輔らくご 牡丹灯籠」14日(土)15:00~本多劇場
当日券狙いで並び、なんとか入場できた。良かった!
席は2列目下手壁側の仮設席(パイプ椅子にクッション)
落語を聞くのは、正月のGINZA SIX 観世音楽堂での
「志の輔らくご 銀座詣」以来、約半年ぶり。その間、体調が悪くて
談春、武道館、志の輔・中村仲蔵を聞けなかったので、満を持して
下北沢へ行ってみた。
席は一番端だったが、2列目ということで非常に見やすい。
しかし、まだ体調が完全ではなかった。それにパイプ椅子も
長時間となると、なかなかシンドクなる・・・
久々の落語を楽しめたが、正直まだまだ本調子ではなかった。
体調は悪くても感じる点はビンビン感じた。
志の輔さん曰く「毎年やる度に新しい発見があるんですよ」
牡丹灯籠を聞くのは4回目になるが、
「あれ、栗橋宿ってこんなに熱かったか? 宇都宮大団円の
ボルテージはこんなにすごかったのか!」
と後半部分の熱演に触れたのが、新たな発見だった。
そうかエンディングの曲は、
「シュガーはお年頃」(スターダストレビュー)じゃなくて
牡丹灯籠は、「胸が痛い」(憂歌団)だ。すっかり忘れていた。
志の輔さんの言葉じゃないけど
”一年経てば全部忘れていますから”(笑)だね。
だからこそ毎年この季節には「牡丹灯籠」を聞かないとね。
志の輔さんは、今年後半に池袋での新劇場杮落し(ハレザ池袋)、
そして来年正月はいよいよ3年ぶりのPARCO劇場が控えている。
PARCO劇場はキャパが1.5倍に大きくなるので、今まで1カ月間だった期間を
短くするような話をしていた。両方とも聞きたいな~。
いずれにせよチケット取るのは、東京オリンピック並みに大変だな。
家に帰ると、岩波文庫「怪談 牡丹灯籠」(三遊亭圓朝)を
書棚から引っ張り出してくる。これも毎年の恒例行事だ(笑)。