蔵書整理のつづき
前回破棄する本を分別して破棄したので、残りの本を
買い取ってもらう本と蔵書として残す本に仕分ける。
ほとんどは買い取ってもらう本になる。
まずは一般書、文庫、新書、大判(水墨画関連書)を束ねる。
これらは、最近の本が中心なのでいわゆる一般の古書と同じようなもの。
次は書棚の中の古い本を整理する。
ほとんどが全集、巻数書籍なのでシリーズごと巻数順に整理する。
出版社の企画商品、地理関係のシリーズもの、百科事典、各種事典が中心。
これらは昭和30年代~40年代刊行のものが中心。買い取り価格が期待できるか?
と思ったが、古書店のご主人曰く「企画ものは意外と値段が付かないですよ」
(以下が整理したシリーズもの)
ほとんど美本はなく、巻数欠品も多い・・・
最も古い本は、昭和17年刊行の「南洋地理大系」(ダイヤモンド社)だった。
「大百科事典 縮刷版」15巻(平凡社1953)は、中身が戦前版の内容で貴重。
蔵書として残しておこう。
「アサヒグラフ別冊 美術特集」は欠本多し。「奈良の寺」(岩波書店1973)、
「国民百科事典」(平凡社1962)は、あまり美本ではないが全巻揃い。
これは超大物(サイズが)の「世界美術大系」(講談社1965)。
全巻とラックまで揃っているが、美本がない・・・
最後に大判の書籍。古地図、世界地図、美術書など
ようやくここまで整理することができた。
幼少の頃から家にあった本ばかりで、私が活字に親しむ土壌を生んでくれた。
想い出の書籍ばかりだが、信頼できる古書店さんを通じて、本好きの方に
繋がってもらえればありがたい。
さて、これら本のリストと画像を古書店さんにメールして、
買い取りに来てもらうスケジュールを詰めていこう。