いだてん第36回「前畑がんばれ」。よかった!
さすが宮藤官九郎、細かい配慮が心憎い。(今回の演出は大根仁さん)
前畑秀子の内面にフォーカスしつつ、喜びは爆発させ。
後半はヒトラーのオリンピック”ベルリン大会”の光と影を滲ませ
1940年東京大会への暗雲を感じさせる。
「人見絹江」にフォーカスした第26回「明日なき暴走」や
先週の「孫 基禎」、今週の「前畑秀子」など取り上げる人物によって
神回というべき傑作を生み出している「いだてん」だが・・・
いかんせん視聴率に結びつかずに苦しんでいる。
必要なのだろう・・・。その上でどう料理できるかが
”大河ドラマの成功の法則”。三谷幸喜も一発目の「新選組!」で
苦しんだ教訓を「真田丸」で十分に開花させた。
クドカンには心から同乗するが、まだまだこれからだ。
「頑張れクドカン!」
NHKもこのままでは終われない。
新たな出演者が9月20日に発表された。まだまだ攻撃的な
キャスティングを繰り出してくる。楽しみだ。
私的にすごく楽しみなのは以下の人。特に赤字
・水明亭(国立競技場脇の食堂)の店主 ー カンニング竹山
・三波春夫 ー 浜野謙太