今クール一番の楽しみだった
NHKドラマ「これは経費で落ちません!」が最終回を迎えた。
このドラマらしさが充分に伝わる”ほんわか”したエンディングだった。
なんでこのドラマにはまったのだろうか?
もちろん一番は、多部未華子演じる主人公”今若さん”の魅力。
そして舞台となる経理部員の鉄壁のキャスティング(吹越満、平山浩行、
伊藤理沙、江口のりこ)。これだけでもかなり魅力的なのだが、
これに加え、毎回代わる代わる登場する悪役(不正を臭わせる役)の
キャラが立ちストーリーを一段と面白くする。
でもよくよく考えると、キャスティングの妙だけが魅力ではない。
経理上の数字を根拠に、不正と疑惑を捌く今若さん(多部未華子)と
経理部に毎回溜飲が下がって心地良い。けれども勧善懲悪でも、
人情噺でもなく”ちょっとにんまり”する心地よさだ。
これがクセになる。ちょうど今若さんが貸借対照表がピタリと
ハマる瞬間に覚える心地よさと同じように・・・
多部未華子の作品がもっと見たくなった。
映画「アイネクライネナハトムジーク」と「山田太郎ものがたり」は、
友人からも勧められているので是非とも観たい。