11/26はお風呂の日だそうだ。
「お風呂と本」と言っても、湯船に浸かりながら
本を読むことではない。
家の近所にある
「竜泉寺の湯八王子みなみの店」がなんと
Tokyo Walker12月号(KADOKAWA)の
「覆面調査 スーパー銭湯(スパ銭)BEST25」で第一位に
輝いた!。ここは私もよく行く銭湯なので嬉しい限り。
「やはり私のスパ銭、選択眼に狂いはなかった」。
本誌によるとスパ銭のチェックポイントは、
①施設の個性、②泉質、③ロケーション、④コスパ感
の4つだそうだ。覆面調査結果によると竜泉寺の湯は
満遍なく高得点。評価コメントは「3種類の炭酸泉と
広大な岩盤浴!一日中ずっといられる癒し空間」
私がここを好むのも「長時間いられる落ち着いた
空間」なので、福工面調査員と同じ評価。やはり
私の眼に狂いはなかった。
「竜泉寺の湯」は、6月末に大幅なリニューアルを
おこない新たに「岩盤浴 forest villa」が新設された。
そこにはラウンジ、Book library、ワークスペース
(free WiFi)、ログシェルタ、TV付きリクライニング
などがあり、大人の癒し空間を提供してくれる。
特に嬉しいのが Book library。
書籍、雑誌、コミック、ムックを1万5千冊蔵書し、
什器も間接照明の付いたものを使い、なかなか快適な
スペースとなっている。書籍、ムックはビジネス、
旅行、料理、美容、健康などライフスタイルを中心に
選書されており内容はまずまず。
驚いたのは、お客さんがわりと書籍を手に取っていること。
読む人は皆無だろう」と想像していたが、私が見た時は
約2割~3割弱が書籍を手に取っていた。
手に取る人達は、普段書籍に触れない客層のようだ。
お風呂と本・・のんびりさが意外とマッチングするかな・・
こうゆう場所でも、空間づくりと選書をマッチ
させれば「本に接する空間の創造=ひいては今後の需要喚起」
に繋がる可能性を見た思いだ。
もちろん大勢に影響はないかもしれないが、
今はこのような小さな試みも、どんどんやってみる価値はある。
参考例:文喫、ブックホテル箱根本箱、BOOK AND BED