大相撲初場所千秋楽は、幕尻「徳勝龍」が出場力士最高位の
大関「貴景勝」を破り初優勝を飾った。その後の笑いあり涙ありの
インタビューと相まって感動の千穐楽!。まさに
「一夜にして人生が変わる!」瞬間を目撃したようだった。
(正確には一夜ではなく、本場所=2週間なのだが)
そういえば同じような光景を最近も見た気がする。
昨年暮れの「漫才日本一決定戦M-1グランプリ」だ。
こちらも新顔「ミルクボーイ」が上位陣(かまいたち、和牛)を
破り「人生が変わる」瞬間に感動した。こうなると
ビートたけし曰く「飲み屋のおばちゃんみてえな顔」の
徳勝龍とミルクボーイのスポーツ刈り「駒場 孝」の顔が、
似ているようにも見えてくる。
解説の「北の富士」さんは、
「(表彰式、インタビューを見て)いつも白鵬の表彰式
ばっかりみてるから新鮮だね~」と言っていた。
確かにシンデレラストーリーは感動的であり、心打たれる。
そして新たな素質、キャラクターの登場は相撲界にとっては
喜ばしいことでもある。
しかし、大相撲は勝負事。それだけいいのだろうか?
そろそろ次期横綱を狙える力士が育たないと。毎回優勝争いが
バトルロイヤルじゃ番付の意味がない・・・
結論。頑張れ朝乃山!! (志の輔さんの影響)
※ちなみに2019年の優勝力士は、白鵬2回(43)、鶴竜1回(6)、
玉鷲(初)、朝乃山(初)、御嶽海(2)。()は優勝回数。