前々から興味があった東京国立博物館の特別展「出雲と大和」
に行ってきた。マスコミ等でかなり取り上げられており、
平日だったがなかなかの人出。(入場待ちはなかったが)
日本書紀成立1300年を記念した特別展なので、まずは日本書紀の写本
神代巻と巻二の展示。これが正史である日本書紀なのか・・・
興奮する!。
そして出雲大社境内から出土した古代本殿の遺構(心御柱、宇豆柱)
の展示と、高さ48mあったと伝わる古代出雲大社本殿の模型。
そして夥しい数の銅鐸、銅矛、勾玉・・・すごい迫力だ。
これらを見せつけられると、一体「古代出雲」には何があったのか?
「国譲り神話」のとは実際に何だったのか?
正史に隠された出雲の歴史とは・・否が応でも興味を掻き立てられる。
当然ながらその謎の答えは展示されていない。
「大和」の展示品も古墳からの発掘品はなかなかのものだったが、
「出雲」のインパクトばかりが印象に残る展覧会だった。
しかし、「国譲り神話」ってなんだったのだろう?
古代に存在したと伝えられる出雲大社本殿(高さ48m)
平日昼の上野公園噴水広場(外国の方が多い)