待ちに待った4年ぶりの「志の輔らくごPARCO」。
新たなPARCO劇場の杮落し。そして席は前から4列目の中央。
新潟から志の輔好きの親友も上京し、否が応でも気持ちは昂る。
新しい劇場は気持ちがいい。
エントランスが以前の劇場よりかなり広く、ロビーからバルコニーに
出られる様になっており、外気にあたりながら夜景を楽しむことができる。
キャパは1.5倍と大きくなっているが、劇場内部の色、トーンそして
客席の角度は旧劇場を踏襲しており、非常に観やすい劇場となっている。
そして開演。
まず志の輔さんが登場し、「三番叟」(さんばそう)を舞う。
これは歌舞伎(かぶき)で幕あけの祝儀(しゅうぎ)の時に舞う舞。
決して上手い舞いではなく、本人も笑いを誘っていたが、
今回は三席。
こけら落とし噺は「ぞろぞろ」。そして「メルシーひな祭り」。
ここまでは事前の案内にあったが、仲入り後にもう一席
「八五郎出世」が加わっていた。これは嬉しい!
「今までPARCO劇場で52の演目をやってきましたが、私の好きな
八五郎出世はやってなかったんですね。」
メルシーひな祭りのエンディング・・涙した!
シルヴィ・ヴァルタン「あなたのとりこ (Irrésistiblement)」
が流れる中、劇団ビタミン大使ABCの面々の誇らしい笑顔。
これぞ「志の輔らくご!」
帰ってきたな~「志の輔PARCO!」
エンディングはひな壇を前に、演者全員が揃い恒例の三本締め。
シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン~。
やはりこれがないと正月が明けないね。
終演後、大学時代の同級生Kも合流し、三人で食事をする。
今年も「志の輔PARCO」を観れる喜びよ!
「北の国から展」も開演前に覗いてみるが、なかなかの
クオリティーだったと思う。(観たことないけど・・笑)
この曲が耳から離れない・・