2/9の「安住紳一郎 日曜天国」に写真家の大山顕さんがゲスト出演。
恒例の「マンションポエム 第四弾」を語る。
マンションポエムとは、分譲マンションなどについている
広告コピー。ポエムとしか言いようのない、マンション自体の
スペックを説明するよりは詩的に雰囲気を表現しているもの。
例1)洗練の高台に、上質がそびえる。
例2)潮風と、静謐をまとうタワー生活。
大山さんと安住さんの間で
「昨今、政治の世界、世の中全体がポエム化していないか?」
という話から 「文章がポエム化するということは、何かを隠す・
隠ぺいしているということだ。」という本質的な議論に及ぶ。
※マンションポエムも立地しか説明せず、マンション自体
(建物)のスペックについては、何も語っていない・・
なるほど、面白い話だ。
さらに最近の傾向として「世界征服系」がすごく多いという。
高級マンション購入者のメンタリティとして、夜景を見下ろし
天下取ったぞ的なのかどうか・・マンションコピーとして
「手中」や「掌中」に治めがちになる。
(世界征服系の例)
「東京を手中にする六本木に、タワーライフの創造を」
「ここに住むこと、それは札幌都心のすべてを手にすること」
「天王寺、あべのエリアを手中におさめる暮らし」
「田無の街を手に入れる」
・・・マンションポエム深い。
なんと大山顕さんの「マンションポエム東京論」が
「本の雑誌」2020年2月号から連載スタート!
そしてマンションポエムが、カードゲーム化!
「ザ・ポエティックマンション」 これやってみたい!