これは戦記物というより「独ソ戦」という異様な絶滅戦争の
実態を描く衝撃の書だった。2019年7月の発売から現在まで
大型書店では平積されている。その周辺にはだいたい角川新書の
が積まれていることが多い。 直接「独ソ戦」の内容との繋がりは
ないと思われるが、ドイツ国防軍繋がりといったところか。
そう思っていたら、味をしめたせいか角川新書の
3月の新刊が「戦車将軍グデーリアン」だった。
「電撃戦はなかった」「そういうドクトリンは存在しなかった」
「グデーリアンは「電撃戦」を演出した男」という論調の書のようだ。
前々から言われている論調だが、改めて読んでみたいと思う。
「実際は・実効性はなかった?のに、ドクトリンを演出した男」
というと野村監督の「ID野球」、サッカー加茂監督の「ゾーンプレス」
トルシエ監督の「フラットスリー」を思い出す・・(失礼ながら)
学研プラスの雑誌「歴史群像4月号」のメイン特集も
「検証独ソ海戦」。これは岩波新書の後追いかな・・
しかし、今なぜドイツ国防軍将軍の書が発刊されるのか?
わからないな~。