先週の放送で病床の志村けんさんに心温まるエールを送った
山下達郎さんが、今週はリスペクト溢れる追悼コメントを送る。
TOKYO-FM(サンデーソング・ブック 4/5OA)
先週、志村けんさんの話題を取り上げまして。『ヒゲダンス』とテディ・ペンダーグラスをかけましたら志村けんさん、お亡くなりになってしまいました。誠に残念です。
あの、戦後日本の最高のコメディアンのお一方でございます。
僕がなんで志村けんさんが好きかと言いますと、あの方は絶対に文化人になろうとしなかったんです。一コメディアンとしての人生を全うされようと努力されまして。
だいたい芸人の方でもいろんな方がいらっしゃいますけども。やっぱりなんか先生になっていく方、文化人、知識人の道を歩む方。そういう方もいらっしゃる中で徹底して志村さんはそういうことを拒否して生きられた方で。僕はそれが本当に尊敬に値すると思いました。心よりご冥福をお祈りします。
先週の「ヒゲダンス」とその原曲「Do me」に続き、今週も志村さんの
リズム・アンド・ブルース好きな面が窺える曲をかけた。
「ドリフ早口ことば」(1980年) とその元ネタ
「Don’t Knock My Love」(ウィルソン・ピケット 1979年)。
「ドリフ早口ことば」
「Don’t Knock My Love」
Wilson Pickett - Don't Knock My Love Pt 1 (1971)