連ドラ「エール」で志村けんさんの出演場面を見る度に、
失った才能の大きさを痛感させられる。本当に残念だ。
志村さんの小山田耕三をもっともっと見たかった。
最初の登場場面(5/1放送)は時間にして約1分。
あの存在感、無口で重厚な演技・・・どれだけ引き出しがあるんだ。
今後の小山田耕三役は、代役を立てずナレーションで対応するらしい。
その方が見ている方にとっても、志村さんの無念を想うと
気持ち的にありがたい。
一方で、志村さんが初主演するはずだった
映画「キネマの神様」(作:原田マハ、監督:山田洋二、
の代役が沢田研二に決定した。
これは嬉しいニュースだった。
よく考えれば、沢田研二ほど適任な代役もいないと納得。
我々ドリフ世代にとって沢田研二は、志村さんとのコントで
大笑した。「二枚目半の志村と究極の二枚目のジュリー」
この二人のギャップが生むコントは秀逸。関西出身ジュリーの
笑いのセンス、反射神経も抜群だった。
聞けば、この二人、渡辺プロの先輩後輩として親交が深く、
コント以外でも一緒にラジオ番組「ジュリけん」をやっていたそうだ。
代役を引き受ける沢田研二のコメントもいい。
沢田は「志村さんの、お気持ちを抱き締め、やり遂げる覚悟です」と
志村さんの遺志を継ぐ決意を語った。
沢田研二ダイエットするんだよな~・・笑