Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

最終回!久米宏VS伊集院光 Round2

ついに「久米宏らじおなんですけど」の最終回。

聴取率の中での番組終了は、「政権批判に対する局上層部への

圧力ではないか?」・・などと様々な憶測を呼んでいた。

そして「最後に久米さんは何を語るのか? 厳しい政権批判か?、

番組終了の内情暴露か?」と多くのリスナー、関係者が注目した。

 

結果的には、肩透かしのように何も語られなかった。

回顧や総括もなかった。番組には久米さんへの感謝、終了を惜しむ声

(メール)が溢れていたが、番組は淡々と、きわめて淡々と進行していた。

これが久米さん流の美学なのかな・・

 

f:id:Makotsu:20200607100947j:plain

 

最終回のゲストは伊集院光

久米さんは伊集院光とウマが合うようだ。

二人が話し始めると、会話のスピードと熱量が格段にアップする。

久米さんも「彼は私のジェネレーター(発電機)だよ」と言う。

二人のラジオ論がSNSとの関係性も含めて熱く続く・・・

まるで、ロックアップからのサブミッション

2日前のRound1に続き、Round2も聴き応えがある。

 

永六輔」というワードが二人の話から無数に飛び出した。

対談の最後に久米さんが

この後もTBSラジオよろしくね」と伊集院に声をかける

伊集院は「はめられた!(笑)」で返す。

永六輔 久米宏 伊集院光」でのラジオ闘魂伝承の瞬間だと私は思う。

 

番組最後は

これでお別れというわけじゃありませんのでね、そのうちチャンスが

 ありましたら、いつかそのうち、ぜひ」と締めくくった。

「いつかそのうち」ってあるのか?・・期待しちゃうじゃないか。

 

番組終了の真相も、ラジオ論も私にはよく分からないが 

軽妙で皮肉でいじわるな「久米節」が、ラジオで聞けないのは寂しい。

 

www.tbsradio.jp