ついに念願の「チャーマァ洋品店」に行くことができた。
ちょっと説明が必要。
雑芸レビュー団「デリシャスウィートス」の座長チャーマァさん
(もともと服飾デザイナーで洋裁家)の個展が「チャーマァ洋品店」。
場所は元会社の先輩がやっている、国立のギャラリービブリオ。
「デリシャスウィートス」を一目見た時から、ただ者ではないと感じていた。
雑芸、レビュー、色彩、見世物小屋、レトロ、小劇場、場末感・・・
私が志向していた演劇とベクトルが同じだ。ビンビンと感じるものがある。
その座長チャーマァさんが繰り広げるめくるめく世界・・・
なんと魅力的なことよ。この空間を実際に具現化できる、
チャーマァさんの実力は本当に凄い。お見事!
洋品店の中では、チャーマァさん手作りの洋服、バック、マスク
など作品の数々、そして「デリシャスウィートス」のCD、パンフ、
ポスター、グッズを販売している。
いかん・・・どれも欲しい。
今回は手ぬぐいと「デリシャスウィートス」のパンフを購入する。
チャーマァさんにご挨拶し、寺山修司・天井桟敷、J・A・シーザー、
万有引力、オンシアター自由劇場「上海バンスキング」など芝居の話を
させてもらった。
会場の中では「天井桟敷」のライブ音源がBGMで流れていた。
例年は洋品店の開催に合わせて、「デリシャスウィートス」が
国立の大学通りをちんどんや風に練り歩いたり、ギャラリービブリオの
庭でライブを行うのだが、今年はコロナ禍で中止。残念だ。
次回は是非ライブを観たいものだ。
「チャーマァ洋品店」の会場写真をモノクロ化してみた。
写真からは天井桟敷、状況劇場、四谷シモンの香りが感じられる。
あくまで見た目だけですが、やはりこのテイストはいいね~。