Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

第75回「ア・テンション・プリーズ」

11/1 の「ザ・カセットテープ・ミュージック」は、

曲に緊張感をもたらすテンションを取り上げ、それが

効果的に使われている曲を紹介。

今回のカセットガールズはとんちゃん。

 

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テンション「緊張」の意味。ジャズなどで、和音を構成する基本的な音の上に、

 1個以上の非和声音が積み重ねられるもの。特有の緊張感を出すために用いられる。

 (カワイ出版刊「すぐに役立つ音楽用語ハンドブック」より)

 

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(スージー鈴木選)

①「Twist & Shout」 1963 The Beatles(Live at HOLLYWOOD BOWL)

  9th(C9)を使い高揚感、グルーブ感を強調。盛り上がる。

 

②「Temptation Girl」1988 BOX

  7th + 9th を使用(G7+G9) BOX=杉真理、松尾清則 他。

 

③「シャドーボクサー」1977 原田真二

 「てぃーんずぶるーす」1977 原田真二

  minor + 11th  作曲:原田真二、作詞:松本隆、アレンジ:後藤次利

 

④「Drive My Car」1965 The Beatles

  11th → ♭13th。  A #9th ♭13th G B♭

 

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マキタスポーツ選)

1)「フライデーチャイナタウン」1981 泰葉(2009LIVE Ver)

  人柄もテンション。歌い出しの泰葉の素晴らしいテンション。 

 

2)「魅せられて」1979 ジュディ・オング

  9thを効果的に使う曲。同じフォルダには「水色の雨」1978(八神純子

   や「Superstar」1971(カーペンターズ)も含まれる。80年代の9thでは

  「ワインレッドの恋」(安全地帯)、「Wの悲劇」(薬師丸ひろ子)などがある。 

 

3)「What's Go On」1971 マーヴィン・ゲイ

  13thはお洒落である。「ロンリーチャップリン」1987(鈴木聖美鈴木雅之)も

 

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