漫画家 矢口高雄さんの訃報が流れる。
1973年から1983年までのたった10年間だったのか・・
小学生だった私は 、放課後になると自転車を漕いで
近所の浅川や弁天池に釣りに出かけた。
釣れるのは小さなハヤ、オイカワ、ウグイ・・・
そんな時期に「釣りキチ三平」の連載が始まった。
「夜泣き谷の怪物」「幻の大岩魚アカブチ」「O池の滝太郎」・・
毎週の連載に胸をワクワクさせて読み込んだ。
そして自分と近所の川を「釣りキチ三平」に投影させた。
私もスギちゃんもアキちゃんも同級生はみんな
釣りキチ三平になりたかった。
中学生になり部活や塾が忙しくなり
自然と釣りから足は遠のいてしまった。
それから20年後、会社の先輩から渓流釣りに誘われて
釣りに復帰、その楽しさにのめり込み・・・今に至る。
2008年9月のBRUTUSが今も書棚にとってある。特集は
”LIFE ON THE FISHING 釣りはともだち”
(記事より)
「1時間幸せになりたかったら、酒を飲みなさい」
「3日間幸せになりたかったら、結婚しなさい」・・・・
「永遠に幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい」(中国の諺)
最初に釣りの楽しさを教えてくれた「釣りキチ三平」
そして矢口高雄先生に感謝。
合掌。