今回の大河は欠かさず見ている。
住む者としては、幕末に最も気になる人物「徳川慶喜」を
草彅剛が好演しているからだ。こんなに丁寧に徳川慶喜を描く時代劇も
珍しいので、毎週楽しみに見ている。
今週辺りから幕末の主役級がゴロゴロと登場してきた。まずは
慶喜の正室「美賀君」(川栄李奈)、13代将軍家定の正室「篤君」(上白石萌音)
島津斉彬(中川大志)、徳川慶永(要潤)とNHKの常連が並ぶ。
そしてこれからはラスボスたちがいよいよ登場。
井伊直弼(岸谷五郎)、島津久光(池田成志)、西郷隆盛(博多華丸)、
大久保利通(石丸幹二)、そして岩倉、三条と公家の曲者も連なる。
昨日の第6回では今後の展開に繋がる大きな伏線が散りばめられていた。
・田舎娘の香りを漂わせる篤君(上白石萌音)のセリフ。
いい雰囲気を出していた~。
・「美賀君」(川栄李奈)の嫉妬と大暴れ。
今後の慶喜との仲が見ものだ。
そして
「御三家御三卿として、徳川の政を助けるのは当然のこと。
しかしもし万が一何かが起こり、朝廷と徳川が敵対することがあった時は、
徳川宗家に背くことはあっても、決して天子様に弓引くようなことが
あってはならぬ。ゆめゆめ忘れることなきよう」
これを聞き深く頷く慶喜と慶篤(慶喜の兄、水戸藩主)。(カメラがアップで映す)
このシーンを見て幕末好きならピンとくるはず。
の大きな伏線だからだ。
この辺りを草彅剛がどう演じるか?楽しみである。
まだまだ「晴天を衝け」が楽しめそうだ。