前の勤め先(トーハン)がメディアドゥと資本・業務提携という
ニュースが流れた。 これには心がざわつき、軽い興奮を覚えた。
よく読むと、29億円の相互出資で、メディアドゥがトーハンの
筆頭株主(5.56%強)となる。
・トーハンが保有する自己株式を第三者割当でメディアドゥに処分する。
・メディアドゥは第三者割当増資により新株式を発行し、そのすべてを
トーハンが引き受ける。
プレスリリースには提携理由が、いろいろ書いてあるが、
この提携のキモは日本のインプリント事業を、トーハンとメディアドゥが
一体となり強力に推し進めていくということにある。
事業提携のビジョンといいスキームといい、誠にお見事!恐れ入りました。
アイデアとしては思いつくだろうが、こういう形で実現させるとは・・・
まだ心がざわついている。
文化通信の記事によれば提携交渉にあたったのは、やはりOさんだった。
さすがOさんです。お見事!
新社屋の落成と共に、トーハンが面白くなりそうだ。
OBのK先輩も「この取り組みは高く評価されるべき試みですね。業界の地図を
書き換える可能性がある取り組みだと思います。」とFBで語っている。
私も全く同感だ。
この事業提携が日本の出版界の大きなエポックになるに違いない。