年度末最終日。前職の頃は予算達成への追い込み、決算棚卸、
教科書販売と・・怒涛の3月末だったが、現職は9月決算なので半期決算。
お店のレジ締めはイレギュラーで大変になるが、本部は粛々と4月を迎える。
10年ほど前に出向た会社の大先輩が、今日でご卒業(定年退職)となる。
先輩は1か月前に入院し手術を受け、現在も入院中。幸い回復に向かっており
非常に元気な様子で一安心だ。本人曰く「全く想定外の勤め人最終日」。
Fさん永年のお勤めご苦労様でした。
まずはゆっくりとお身体ご自愛ください。
私が出向た会社は、二つの会社からの出向者で構成されていた。
その時聞いた話では、Fさんの会社では定年退職の日に、
職場で花束の贈呈があり、会社の玄関に黒塗りのハイヤーが用意され
それに乗って会社から家に帰るというセレモニーがあるそうだ。
なかなか粋な計らいだ。本来ならFさんもそうだったに違いない。
人生何があるかわからない・・・特に健康面。
かくゆう私も3年前までは、当然、前職の会社で定年を迎えると
考えていたが、病気・入院・休職・退職・再就職と全く想定外の事態に
直面し今に至っている。幸い今の職場に恵まれているので、
これもこれでありだな・・とポジティブに考えられるようになった。
昨年の今頃は、先の見えない不安と病状に打ちひしがれていたのだから、
今の自分を考えると、本当に人生は何があるか分からない。様々な
想定外の事が襲い掛かってくる。それを乗り越えていくのも人生か・・
今年は、そんなことを徒然に考える年度末となった。