月初は「出版状況クロニクル」から・・もう一年の半分が過ぎた。
4月実績は、昨年の大幅な落込みの反動で大きく前年を越えている。
巣篭り需要が続いており、店頭は悪くないようだ。
ただ中長期で見れば、明るい未来の要素は一つもない。束の間の栄華か・・
・トーハン、メディアドゥ資本業務提携。社長インタビュー
・楽天ブックネット書店取次業から撤退か?
今月のニューストップ3を見ると、今の出版界の激動がよくわかる。
変わる変わると言われても、今まであまり変われなかった出版界・・
今回は様相が違う。生存圏をかけた競争のはじまりだ。
数年後には大きく変わってしまうだろう。
そんな生々しいニュースに混じって、宝島社の全面広告(5/11:
朝日、読売、日経)が取り上げられていた。別の意味でのこれも生々しい。
ワクチンもない。クスリもない。
タケヤリで戦えというのか。
このままじゃ、政治に殺される
・・・(中略)今こそ、怒りの声を上げるべきだ。
「出版状況クロニクル」では、月刊「FACT」 の誌面を紹介している。
コロナ対策を太平洋戦争末期に例え、「もはや五輪開催国のメンツという
国体を擁護し、菅首相が続投するため、国民は黙々と竹槍担いで
コロナ敗戦への白骨街道をびくびくよろよろ歩くしかないのだろうか」
考えれば考えるほど 、怒りがこみ上げる。
でも怒りの声の上げ方、意思表明の仕方が分からない・・
みんなそうだと思う。 あー腹が立つ!
出版状況クロニクルの新刊は6月半ば刊行予定。 買わなくては。