コメンテーターとして出演する番組で、周囲を論破しまくっている
ひろゆき氏。その著書が平積みで目立っていたので購入してみた。
論破の源泉はどこからくるのだろう? 少し興味がある。
この本、なんと24万部も売れているそうな・・・
平易な文章なので読みやすい。あっという間に読了。
腑に落ちた。心から納得した。
と言うのも少々プライドが許さない(笑)部分があるが・・
付箋を貼ったり、マーカーを引いたりする箇所も多かった。
二つのポイントだけは、すんなりと腑に落ちた。
「片手は常にあけておけ」
「”たまたま”を待とう」
自分はせっかちで貧乏性な性格なので、常に 両手いっぱいに
物を持ちたがる。持っていないと不安なのだ。その為、常に自分から
物を取りに行っている。
しかし、これだと予想外、想定外の素晴らしい巡り合わせに出会った時に
新たな荷物を持つ余裕がない。人生は、たまたまの運、縁、タイミングで
道が開けていくものだ。それを見極め拾い上げる為にも「片手は常にあけておこう」。
そして、大きな期待もせずにその「たまたまを待とう」。
この歳でようやく、この辺の匙加減が分かってきた。