Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

創作落語「いし」柳家喬太郎

今日はコロナワクチン接種2回目の申し込み開始日。

朝9:00からパソコン、携帯、固定、タブレットを駆使して

 

結局、今(19:00)になっても繋がらない=予約できない。

疲れた・・・本当に疲れた。ヘトヘトだ。

休日が丸一日潰れてしまった。この後どうすればいいのだろうか?

サイトには何のアナウンスもなく、受付終了なのかもわからない。

 

わからないから、リロードしてアクセスし続ける・・・

 

※予約が取れたのは翌日(7/12)の夕方でした。 

 

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7/9の「問わず語りの神田伯山」(TBSラジオ)で、伯山の自宅の前に

置かれていたある物の話に。それはシュールである意味ホラーであった。

その例えとして、柳家喬太郎さんの創作落語「いし」の話になった。

伯山先生は「いし」のストーリー、創作の背景を丁寧に解説する。

この噺は私も注目の新作落語なので、取り上げられて嬉しい気分だ。

 

www.tbsradio.jp

 

いし」の主人公は30代の独身サラリーマン。

物語は彼のモノローグではじまる。ある朝、玄関の前に一つの石があった。

誰が置いたのか不思議な石であった。翌朝、石は二つになっていた。

そのあくる日もあくる日も石は増えていった・・・。

主人公は寝ずに見張ってみるが、犯人はわからない。

石が気になって気になって主人公は会社にも行けない・・・

 

別役実の不条理劇、サミュエル・ベケットの戯曲でもない。

ましてやフジテレビの世にも奇妙な物語でもない・・

柳家喬太郎新作落語なのだ。

 

この噺を初めて聞いた時、落語の無限の可能性を感じた。

だから私は落語が好きになった。

明治の偉人「三遊亭圓朝」も こうやって新作を創ってきたのだ。

志の輔さんの公演「恒例 牡丹灯篭」(三遊亭圓朝作)も、

もうすぐだ(8/2~8/8 下北沢本多劇場)。

 

 

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