さすがMLB(Major League Baseball)は、一枚も二枚の上だ。
トウモロコシ畑に球場を作り、「フィールド・オブ・ドリームス」を
再現しまうのだから。粋だね~ もとい It's Cool!
1910年代のシカゴホワイトソックスの名手で、八百長に関与したとして
永久追放された「シューレス・ジョー」こと「ジョー・ジャクソン」が
登場した映画「フィールド・オブ・ドリームス」(1989年公開:ケビンコスナー主演)
私も公開してすぐに観に行った記憶がある。
MLBはこの映画を完全に再現した
「フィールド・オブ・ドリームゲーム」を8月12日に開催した。
その再現は半端ではなかった。
ロケ地(アイダホ州の片田舎、トウモロコシ畑に囲まれた野球場)の隣に
新たにトウモロコシ畑の新球場を作った。球場の建物やスコアボードも
当時のものを忠実に再現。そこでホワイトソックスとヤンキースが
復刻ユニフォームを着て戦った。
試合前のセレモニーでは、映画主演のケビンコスナーが登場。
映画の有名なセリフ「ここは天国か」と語りかける。
そしてクライマックス・・・
映画のシーンと同様にトウモロコシ畑から、当時のユニフォームを
このシーンには感動した。
フィールド・オブ・ドリームスを見ている者なら感涙ものだろう。
試合は、逆転サヨナラホームランでホワイトックスが勝利と
劇的な結末・・・ MLB過去16年間で最高の視聴率を記録したそうだ。
歴史、企画、再現、演出・・・さすがMLBだ。
NPB(日本プロ野球機構)もいいところはどんどんパクッて欲しいな。