12月3日の朝日新聞夕刊にこんな記事があった。
「消えるMD 平成は遠くなりにけり」
1990年代一時代を築いたMD(ミニディスク)の再生機器の
生産が終了(2020年)し、今年「コギャル」などの言葉と共に
辞書(2021年発売 三省堂国語辞典(第八版))からも消えるという。
MDウォークマンが発売されたのが1991年。
決して短いライフサイクルではないはずだが、カセットテープや
CD(コンパクトディスク)に比べて圧倒的に印象が薄いのは
何故だろう?
2001年に発売され、一気にMDを駆逐した次世代の「iPod」の
印象があまりに強烈だった為かもしれない。
個人的にはMDをかなり活用した。
90年代を通じてバンド活動(ビートルズのコピーバンド)をしていた
ので、演奏曲を覚える時や、スタジオでの練習音源を録音する 等で
MDウォークマン2台をフル活用していた。
確か当時乗っていたオヤジの車(カローラ?)にも、純正MDプレイヤー
が搭載されていた記憶がある。
一応、今でもMDプレイヤーが家にある。
数年前にハードオフで購入した。マランツのCD、MDプレイヤ―だ。
但し聞くMDがない・・・いや、あるにはる。バンドの練習音源が
入ったMDが沢山あるのだが、これはひどくて聞けない(笑)。
やはり聞くMDがもうない・・・
正直、新聞記事に載らなかったら「MD」を思いださなかったな。
「MDや 平成は遠くなりにけり」
以前、中村草田男の本をオンデマンド版で作ったのを思いだした。