注文していたTBSラジオ澤田大樹記者の著書(サイン本)
「ラジオ報道の現場から声を上げる」がようやく届いた。
サインは武田砂鉄さんがTwitterで呟いていた通り(笑)
何度見ても「授業中に考えたようなサイン」
以外に形容できない澤田記者のサイン。
稚拙なサインとは比較にならない程、本の内容は深く面白い。
澤田記者が一躍時の人となった、森喜朗会長の女性蔑視発言、バッハ会長の
五輪開催発言に対する質問の場面は、読んでいるだけでもヒリヒリする。
・・・結局、五輪開催はいまだに総括されていないままだ。
澤田記者は、日本のマスコミについても自戒を込めて書いている。
「声を上げる」「声を届ける」大事さ。それが世の中を動かすことを・・・。
まさに「知る→分かる→動かす」というラジオ番組「荻上チキsession」
(澤田記者も一時期、番組ディレクターをしていた番組)
のコンセプトそのものだ。普段聞いているラジオ報道のバックボーンを
知ること(学ぶこと)が出来た1冊。
それにしても澤田大樹・・・知れば知る程、面白い人間だ。
本には、武田砂鉄さんのサイン入りアシタノカレッジの
ポストカードが付いていた。これは嬉しい。
武田砂鉄さんらしくないお茶目なイラストが付いていた。