やっぱり伊集院は「らじおと」を辞めるのか・・・
今日の「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ)のエンディングで
本人自ら、番組が今春で終了すると発表した。
やはり出回っていたニュースは本当だった。「嘘であってくれ」と
最後まで祈っていたが、本当に残念だ。
この番組が始まったのが2016年4月。
30年以上続いた「大沢悠里」昼オビ番組の後を受けて、
伊集院光の看板番組として始まった。
伊集院にとっては、前番組のプレッシャーと昼オビ番組を
引き受ける=「ラジオを仕事のメインに据える」という
大きな決断だったであろう。
「伊集院はラジオで歩んでいくと腹を括ってくれた」
「向こう20年は続く番組になるだろう」とラジオファンは喜んだ。
それが非常に中途半端な時期に、それも”もやもや”した理由で
番組が終了するのは、我々リスナーからしても無念だ。
個人的にも「らじおと」への想い入れは深い。
2016年9月に腰の手術を行ってが、術後がおもわしくなく
翌2017年の3月から休職・療養・リハビリの生活となった。
常に痛みを抱え、出口の見えない焦燥感に悩まされ
眠れずに朝を迎える・・そんな日々を繰り返していた。
そんな時に朝8:30から伊集院の声がラジオから流れてきた。
ラジオを聴くことで「生きるパワー、喜び」を毎日感じていた。
「ラジオビバリー昼ズ」「赤江珠緒たまむすび」「荒川強啓デイキャッチ」
を聴くことが、生きる糧と言っても過言ではない日々が約2年ぐらい続いた。
「生活は踊る」のオープニングで、
ジェーン・スーさんは毎日こう語りかけてくれる。
「お仕事中の方、お休み中の方、病気療養、子育て、介護。
それぞれの生活を送る皆々さま。これから午後一時までお付き合いください。
どうぞよろしくお願いします。」
この言葉が救いだった。
ラジオ(特にAM)って、こうゆう人の温かさが伝わるものだと
私は思っている。
最近のTBSラジオはおかしい。
別に長寿番組の終了に拒否反応をしているわけではない。
ラジオというビジネスモデルの転換期で、大きな改革の
必要性も理解できる・・・しかしだ
そのやり方が、あまりにも雑すぎる。
今まで築き上げてきたTBSラジオの良さをすべてぶち壊している。
そして極めつけが伊集院の番組終了。
呆れかえるを通り越し、諦めが先に立つ。
どこへ彷徨うんだ TBSラジオ!?
こうなったら、伊集院はニッポン放送に移籍して
午前中の昼オビやってくれよ。