Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

志の輔らくご 40TH ANNIVERSARY in PARCO

 i2年振りの「志の輔らくご」PARCO開催。 

この状況なので観れただけでも幸せだ。

 

やはり例年とは、かなり雰囲気が違う。

ロビーの正月飾りはなく、物販も最小限。

観客の笑いや拍手も遠慮がち・・静かなPARCO公演だった

しかし志の輔さんの熱演は変わらない・・

いや、例年以上だったかもしれない。

 

オープニング動画の中で志の輔さんが呟いていた・・

志の輔チャンネル?)・・・

やっぱりお客さんの前でやりたいな~

 

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席はE-32。前から4列目の上手。いい席だ。

今回は新作落語3席。

ガラガラ」に大笑い!熱演だった。

 

そして私が「中村仲蔵」とともに大好きな演目「大河への道」。

伊能忠敬の「大日本沿海輿地全図」完成200年の昨年(2021年)にPARCOで

かける予定だった演目。残念ながらコロナ禍で公演中止となり、改めて

完成200+1年とし、満を持しての上演(?)となる。

 

 

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「大河への道」を観る度に、完成度の高さと志の輔さんの才能に感嘆する。

主役の選定、物語の構成、登場人物、場面転換、演出(音響、照明含め)

・・・名優であり、名脚本家・名演出家を一人で出来てしまう。

(まるで「映画ゲット・バック」のポールマッカートニーだ)

 

その作品に惚れ込んだ中井貴一さんによって、「大河への道」が映画化される。

志の輔らくごの映画化は「歓喜の歌」に続いて2作目。楽しみだ。

 

映画「大河への道

2022年5月20日 全国松竹系にて公開。

主演:中井貴一松山ケンイチ北川景子ほか

作:立川志の輔。監督:中西健二

 

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約三時間の上演後は、もうすっかり慣れた規制退場。

BGMは、志の輔らくごの追い出し曲ではお馴染みの

バラ色の人生~ラヴィアンローズ山下達郎

 

コロナ禍での我慢の生活に、一服の清涼剤。

心地よく帰路についた。

 


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