Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

映画「Codaコーダ あいのうた」

絶対観ようと思っていた映画が二本ある。

Codaコーダ あいのうた

エスト・サイド・ストーリー」。

そのうちの1本を観てきた。

 

評判通りいい映画だった。

 

聾唖者の家族の中で唯一、健常者である高校生の娘。

家族は娘に頼り、娘は献身的に家族に尽くす。通訳のように・・

でも彼女には非凡な歌の才能があった。合唱部の教師は

その実力に気づきバークレー音楽大学への進学を薦める。

自分の夢と家族の板挟み・・・

 

このストーリーで泣かないはずがない。

でも、非常に控えめな映画だった。

それがこの映画の良さかもしれない。

 

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私は学生時代、芝居をしていた。

脚本を書き、演出をしたこともあった。

なので断片的な題材、モチーフ、プロットを自分の中で

勝手に物語として組立てて思い描く癖がある。

悪く言えば妄想だ・・・

 

「Codaコーダ」を観る前にも、物語をあれこれ思い描いた。

その妄想からすると見終わった後の感動は、想像の半分ぐらいの

レベルだった。

でも歌は、歌のシーンは想像を遥かに超えていた。

歌が流れるたびに涙が止まらなかった。

歌は魂の共鳴を誘う。こればかりは想像の範疇を超越していた。

 

マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル 「You're all I need to get by」 

 

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次はスティーブン・スピルバーグの「ウエスト・サイド」だ!

 

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