Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

スポーツ本の春

今月の本の雑誌特集が「スポーツの本」。

私もスポーツ本はよく読むので購入して読む。

 

巻頭の「(座談会)スポーツ本 オールタイムベスト50決定!」に

注目する。最上位のスポーツ本は金字塔の7冊!これは名作揃いで、

私も7冊のうち5冊は読んでいる。

 

・「スローカーブを、もう一球山際淳司(角川文庫)

・「敗れざる者たち沢木耕太郎(文春文庫)

・「狂気の左サイドバック一志治夫新潮文庫

・「28年目のハーフタイム」金子達人(文春文庫)

・「シューレスジョー」W・P・キンセラ(文春文庫)

・「エイトメン・アウト」エリオット・アジノフ(文藝春秋

・「マネー・ボールマイケル・ルイス(ハヤカワ文庫NF) 

 

 金字塔7冊のうち4冊が文藝春秋だった。

 

金字塔のほかには野球、陸上、サッカー、格闘技、その他、裏方、観客

に分類されて「スポーツ本 ベスト50」が選書されている。

各分野別となるとサッカー、格闘技以外は、私の読書傾向とは乖離する。

個人的にはプロレスの暴露もの(実話系)が多いからな(笑)。

 

 

なぜ文藝春秋の本が多いのか分かった。

雑誌ナンバーだ。正式名称は「Sports Graphic Number」。

私のスポーツ本の読書傾向も雑誌Numberで読み、書籍に誘われることが多い。

特にサッカー、プロレス、野球関連の本はその傾向が顕著。

やはり、スポーツノンフィクションを切り開いたのはやはりナンバーだと実感。

 

ナンバー絡みではこんな記事も。

スポーツ本ライター対談 長谷川晶一  VS  村瀬秀信

同じ文藝春秋でも「Number」に(原稿を)書く人と「文春野球」(文春オンライン)に

書く人はすっぱり分かれている。取材の仕方も違うし文章の書き方も違う。

・・・「文春野球」はコラムなので、スポーツライターというよりも

コラムニストの要素が強い。

 

分かるな~。うまく言えないけどこの両者の違い・・分かる。

コラムにはコラムの良さがあり、私は両方とも好きだな。

この二人の著書も割と読んでいるぞ。