今週はもう一回、志の輔さんの独演会へ。
本来は昨年の9月27日開催の予定が、オミクロン株の流行で
年を跨ぎ 3月17日の振り替え公演となった。
エポック中原には初めて来た。
キャパ923人。適度の見やすい会場だ。
毎年独演会を開催している場所なので、志の輔さんのマクラも
愛情たっぷり、内容たっぷり!
「独演会といいつつも、前座を二人並べています。(会場爆笑)。
ホントは仲入まで弟子を4人出そうと思ってたんですけど、
二人だけに留めました。この点は私に感謝してください」
・・・とマクラから大爆笑。
一席目は、関内ホール(3/4)に行けず聞けなかった「たけのこ」が聞けた。
初めて聞く「たけのこ」は新鮮で面白い。仲入り後は、松永鉄九郎さんの
長唄三味線。鉄九朗さんまで聞けるとはラッキーだ。
仲入り後は「百年目」をたっぷりと!
上手い! とにかく上手い!
何が他の噺家さんと違うのか考えてみる・・・
「沈黙の語り」の違いではないかと考える。
沈黙であれだけ魅せられる噺家さんはいない。
「この会場は21時半までにすべてでなければいけませんで、
一言だけご挨拶を・・・」と一度下りた緞帳を上げて、挨拶してくれた。
今日も「志の輔さんは裏切らない」
「志の輔さんにハズレなし」・・・抜群の安定感でした。