年度も押し詰まってきました・・・
と言っても勤め先は9月末決算なので通常の月末モード。
ただし売場(お店)は新学期繁忙期で、4月上旬までは大忙し。
前職(卸売業)と現職(小売業)の企業カルチャーの違いを様々な面で
感じる。これを突き詰めると「現金商売」と「掛売り商売」の違いか・・・。
様々な違いの中の一つが年度末。
掛売り商売の前職だと、年度末は盆暮れ正月と誕生日とクリスマスが
一気に訪れるようなお祭り騒ぎだった(特に営業部門)・・・が
365日営業(元旦は休みの店もあるが)の小売業にとっては、一つの通過点
という感がある。もちろん棚卸という一大イベントがあるが。
そんなわけで(どんなわけだ?)
年度末の3月30日にも私は通院できる。
2か月に一回、お茶の水の病院に通院している。
年度末なので道路が混むかと思い、早めに家を出たが、
道は空いていて、予約時間より1時間以上早い9時前に着いた。
さて、どうやって時間を潰すか?
神保町の古書街へ行くには時間が早い(10時開店)。
せっかくなので、お茶の水駅周辺の桜を愛でるべく散策に出る。
まずは聖橋を渡り「湯島の聖堂」へ
いつ見ても丸の内線、中央線、総武線、神田川の立体交差は画になる。
「湯島聖堂」に入るのは30年ぶりぐらい。
周辺の喧騒が嘘のように、厳粛で静寂が広がる。
さすが幕府の最高教育機関「昌平坂学問所」だっただけのことはある。
桜の本数は少なかったが満開で美しかった。
平将門も祭った江戸総鎮守の社で商売の神様として有名。正月仕事始め(4日)の
混雑は毎年風物詩だ。
境内の桜は、メチャクメチャ美しかった。
朱色の楼門と満開の桜のコントラストは絵葉書のよう。
いい散策になった。
診察もいい感じで終了。平和な年度末。
3月30日と言えば「フランシーヌの場合」1964 新谷のり子
この内容(1969年)と現在のウクライナ紛争・・・
基本的に何も変わっていないのではないか。