MLB実績:通算3089安打、509盗塁、首位打者2回、MVP1回、
ゴールデングラブ10年連続、シーズン歴代最高安打262・・・
生きるレジェンド(伝説)「イチロー」が一緒に試合を練習を
してくれるのだから(それも全力で)、高校球児にとって
夢のような瞬間だろう。
ある時は、天真爛漫な野球少年のように
ある時は、ストイックな修行僧のように
イチローが伝える野球って何だ?
このナンバーを読了して感じたのは「野球へのワクワク感」。
イチローは、私のようなオヤジまでワクワクさせてくれた。
イチローが志向するのは「考える野球」。
イチローが教えに行った3つの高校のことが書かれてる。
母校「國學院久我山高校」の欄にはこうあった。
「都会の進学校で練習場所は狭く、練習時間も短い。
皆とにかく考えてますよ。練習一つ取っても、どうやったら
より効果が生まれるかを考えている」
野球部に関係のないOBの私まで嬉しくなる誉め言葉。
でも一方で
「ただ、そうするとムダなことができない危険があるんですよね。
ムダなことから学ぶことって多いんです。ムダなことはできるだけ
やったほうがいい。そうじゃないと合理的になれないでしょう」
と鋭い指摘をする。
流石イチローだ。言葉の重みが違う。
本誌の中には「久我山」の選抜ベスト4の記事と絡めて、
この指摘に対する「久我山」尾崎監督のアンサーも書いてある。
OBとして嬉しい記事だった。
「イチローが教える野球」・・・野球のワクワク感が止まらない。
いい季節になってきたので、ボールパークに行きたいな~