Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

#全部大泉が悪い・・・(笑)

鎌倉殿の13人三谷幸喜の筆が冴える。

 史実、結末が分かっていても面白い!

 

大河ドラマ好きで知られる三谷幸喜

新選組!!」「真田丸」と着実にステップアップし、

 挑んでいる「鎌倉殿の13人」。

「三谷大河」としての完成度は高レベル!。

 

今回は上総介(かずさのすけ佐藤浩市の御所内で

暗殺されるというショッキングな回だった。

史実通りとはいえ、三谷幸喜は小憎らしいばかりの繊細な

伏線を張り巡らせている。これが物語を引き立てる。

 

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それにしても大泉洋源頼朝が名演だ。

コミカルな面を見せながらも、冷徹非道な鎌倉殿を演じる。

上総介が殺害されたその場で

今こそ天下草創の時。わしに逆らう者は

 何人(なんびと)も許さん。肝に銘じよ。

と声を上げ、御家人たちが平服する。名場面だ・・・!

それにあくまでも反感を訴える義時。

 

愛されたクセモノ上総介が非業の死を遂げた

翌日のトレンドワードが全部大泉のせい」(笑)

大泉にょうさんも役者冥利に尽きるね。

 

 

毎週これでもかと見せ場があり、盛り上がりがあると

この先どうなってしまうのだろう?

年間スケジュールから鑑み、頼朝が亡くなるのは、6月頃か?

そこで2代目鎌倉殿「頼家」となり、いよいよ御家人13人の合議制となる。

 

ここからが「The 13 Lords of Shougun」(タイトル英訳)

タイトル通り、13人によるバトル・ロワイヤルが始まる。

そして「北条義時北条政子以外、誰もいなくなる

結末は決まっているのだが、どうなることやら・・・楽しみ!。

 

 

昔見た「草燃える」(1979年大河ドラマ)の

源頼朝石坂浩二)、大江広元岸田森)には

幼心にも冷徹な知能犯の印象を持ったが、今回の

大江広元栗原英雄)も全く表情を変えない知能犯だ。

 

ちなみに「草燃える」の上総介は小松方正が演じていた・・

歴代かなりのクセモノが演じる役なんだね。

 

小栗旬は「鎌倉殿の13人」撮影中に

全部大泉のせい」マスクを作ってしていたそうだ(笑)。