「鎌倉殿の13人」三谷幸喜の筆が冴える。
史実、結末が分かっていても面白い!
挑んでいる「鎌倉殿の13人」。
「三谷大河」としての完成度は高レベル!。
暗殺されるというショッキングな回だった。
史実通りとはいえ、三谷幸喜は小憎らしいばかりの繊細な
伏線を張り巡らせている。これが物語を引き立てる。
コミカルな面を見せながらも、冷徹非道な鎌倉殿を演じる。
上総介が殺害されたその場で
「今こそ天下草創の時。わしに逆らう者は
何人(なんびと)も許さん。肝に銘じよ。」
と声を上げ、御家人たちが平服する。名場面だ・・・!
それにあくまでも反感を訴える義時。
愛されたクセモノ上総介が非業の死を遂げた
翌日のトレンドワードが「全部大泉のせい」(笑)
大泉にょうさんも役者冥利に尽きるね。
毎週これでもかと見せ場があり、盛り上がりがあると
この先どうなってしまうのだろう?
年間スケジュールから鑑み、頼朝が亡くなるのは、6月頃か?
そこで2代目鎌倉殿「頼家」となり、いよいよ御家人13人の合議制となる。
ここからが「The 13 Lords of Shougun」(タイトル英訳)
タイトル通り、13人によるバトル・ロワイヤルが始まる。
結末は決まっているのだが、どうなることやら・・・楽しみ!。
幼心にも冷徹な知能犯の印象を持ったが、今回の
歴代かなりのクセモノが演じる役なんだね。
小栗旬は「鎌倉殿の13人」撮影中に
「全部大泉のせい」マスクを作ってしていたそうだ(笑)。