Makotsu Garage

本と映像と音楽の記録(ガレージ)

Y0-EN 唄会 黄昏に恋して 13

昨年秋のライブは母親の入院で来れなかったので

約1年ぶりの「YO-EN唄会」。今回もしびれる歌声だった。

なんだろう、例えようもない唯一無二の唄声がYO-ENさんだ。

(別に例える必要はないんだけれど)

 

 

回の第一部は、オリジナル曲のみ。

脳みそに心地よく染み入る周波数なのだろうか、非常に気分がいい。

それは会場の皆が同じなのだろう。曲が進むにつれて

各々が身体でリズムを取り出していくのが分かる。

 

アコースティック版の「わたしはわるい人間だもの」がよかった。

PVで使われている、つげ忠雄さんの原画が会場に展示してあった。 これも感動。

 

youtu.be

 

第二部はカバー曲のみ。

YO-EN唄会で初めて聞く星影の小径500マイルもはなれて

思い出のグリーングラスに魅せられた。

 

・「星影の小径」:1950年に小畑実がリリースした曲らしい。私が知っているのは

  日本綜合地所「VERENA]のCMで使われたアン・サリーのバージョン

      メロディーがとびっきり美しい曲だ。

 

  

 

・「500マイルもはなれて」:PPM(ピーター・ポール&マリー)で有名な曲。

  YO-ENさんはこの曲を英語で唄った。良かった!

        英語の曲もどんどんやって欲しいな。

 

・「思い出のグリーングラス」:処刑の日を迎える朝に、死刑囚が見た美しい夢の歌。

  美しいメロディーと美しい詩に秘められた残酷な現実・・・YO-ENさんの声が

  美しい詩を染み入らせてくれた。

 


エンディングは国立にゆかりの映画「居酒屋兆治」(原作:山口瞳)の

主題歌「時代遅れの酒場」だった。今回もいいライブでした。

 

3週間前に「ロジーナ茶房」でナポリタンを食べた。

国立はいい街だ。本当に。