ロッテ佐々木朗希が話題の中心だ。
完全試合、8回まで完全試合、そして白井球審とのバトル(?)。
今の球界は大谷翔平と佐々木朗希で回っているな。
賛否両論ある佐々木VS白井の一方で。大きく評価されたのが
キャッチャーの松川虎生(こう)。若干18歳。
これがとてつもない大物だと評判になっている。
佐々木投手(20)に詰め寄る白井球審(44)に、松川が佐々木と白井球審の
間に入りつつ球審を宥め、佐々木を逃がしている光景が何度も放映された。
この三人の中で一番冷静だったのが18歳の松川だった。
なんて18歳でてきたものだ! なんて胆力!人間力だ!
※白井球審を右腕で制しながら、佐々木を逃がす松川。
2003年、阪神タイガースが優勝した年に生まれたので
「虎生(こう)」と命名された。市立和歌山高校では横浜DeNAの
小園投手とバッテリーを組み。甲子園を沸かせ、二人揃って
ドラフト1に指名されプロ入りした。
面白かったのは、3月上旬の高校の卒業式でのインタビュー。
卒業証書を手に、記者から卒業の感想を聞かれた松川は
「高校生だったのを忘れてました」と言って記者を笑わせた。
その大物ぶりは只者ではない・・・
佐々木朗希の完全試合後のインタビューの際。解説者だった
元ロッテの有藤は「なんで松川も呼ばないの」と怒っていた。
完全試合のリード、佐々木のフォークボールを見事にキャッチング
した松川の功績は決して小さくない。
古田、里崎などキャッチャーOBも松川を絶賛する。
ノムさん(野村克也)が生きていたら、松川のことなんて言うかな?
きっと自分と同じ高卒キャッチャー(即レギュラー)の誕生を喜ぶだろうな。