安住伸一郎の日曜天国で常連ゲスト「朝倉さや」さんの
「島唄」が流れた・・・沖縄の本土復帰50年か
私は「島唄」を聞くと涙が流れてしまう。
歌詞の意味が悲しすぎるのだ。今日もウォーキングでこの曲を
聞きながら目頭が熱くなり、涙がぽろぽろとこぼれた。
この曲を作った宮沢和史さんはこう語っている。
島唄は、本当はたった一人のおばあさんに聞いてもらいたくて作った歌だ。
そのおばあさんは、「ひめゆり学徒隊」で生き残った方だった。
本土決戦を引き延ばすための「捨て石」とされた沖縄地上戦で大勢の住民が
犠牲になった。捕虜になることを恐れた肉親同士が互いに殺し合う・・・。
そんな極限状況とさとうきび(ウージ)畑を流れる静かな風。
涙なくしては聞けない、沖縄戦を唄ったものなのだ。
特に涙なくして聞けないのが
「ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら」
という部分。(意味は下記のリンク先を参照)
沖縄県民の4人に一人が犠牲(12万人)になった。
驚くべき数字だ。この惨たらしい沖縄戦の上に今の沖縄がある。
さらにアメリカ軍の基地負担は本土復帰後には比重が増加している。
全くもってひどい話だ。この事実を忘れてはいけない。
この事実も忘れてはいけない。